今日7月28日にTOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
一昨日に続いて地震関係の内容だ。
『もうすぐ「伊豆諸島沖スーパー巨大地震」がくる!? 学者・研究機関が同一地域の地震発生を警告!』と題したもの。
7月24日未明から伊豆大島近海・伊豆半島東方沖で続いている群小地震は、大地震の前兆かどうかを検討した内容だ。
いま、多くの研究者や研究機関が、伊豆諸島や伊豆半島周辺での大地震を予測している。
それらを紹介している。
トカナの記事
記事中で紹介している研究者・機関は、以下のとおり。
- 東京大学名誉教授・村井俊治氏(JESEA)
- 東海大学教授・長尾年恭氏(DuMA)
- 電気通信大学教授・早川正士氏(地震解析ラボ)
- 埼玉大学名誉教授・角田史雄氏
- 麒麟地震研究所
- 琉球大学名誉教授・木村政昭氏
TOCANAの記事を読んでみてください。
伊豆小笠原諸島スーパー巨大地震
これらの地震予測の中で、実際に起きたら最も恐ろしく且つインパクトが強いものといえば、やはり木村政昭氏のスーパー巨大地震(M8.5)だろう。
7/24の記事でも紹介した、Google Earthのマップの付加機能で、1901年以降のM7.0以上の大地震の震源マップを再度示す。
ただし今回は、国土地理院の地図をスキンとして被せてあるので、見た目がまったく異なる。
いちばん小さな黄色い丸がM7.0の地震だが、伊豆小笠原諸島に沿って過去に何度も起きていることがわかる。
私がフリーハンドで書き入れた赤色の範囲が、木村氏が2012±5年(M8.5)として予測している震源域だ。
こうして見ると、その範囲内ではまったく地震が起きていない。
つまり、「空白域」ということだ。
そのすぐ西には西之島があって、2013年の新島誕生以来活動が続いている。
それを考えると、やはりスーパー巨大地震が現実味を帯びてくる。
今後もこの周辺の地震などの状況を注視したいものだ。
参考書籍など
※木村氏の最新の研究を知るにはこの1冊。
専門知識がなくても、わかりやすい。
- 作者: 木村政昭
- 出版社/メーカー: 青春出版社
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- 作者: 木村政昭(海洋地震学者),山村武彦(防災アドバイザー)
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