まだ正式オープン前ですが、昨日に続いて書きおろし2本目の記事です。
正式オープンは9月1日と言っていますが、まあ名目上のことで、いろいろ事情がありまして…。
今日は、台風10号が接近中ということで、そのお話を。
なんだかんだで、かなり進路が定まらないというか、Uターンしていますね。
台風の進路と地震発生の関連性について、数年前から説を唱えていますが、もちろん台風の進路を決める基本的な要因は、気圧とか海水温とかです。
それに加えて、時には将来または過去に地震の震源となる(なった)ところを「迂回して」通るとか、または地震の震源となったところの真上を台風が通過するということが、あるのではないか。
そういう前提で研究を続けています。
台風がUターンする要因
下記の図は、Google Earthに台風10号の進路データを取り込んだもの。
これを見ると、この台風はUターンして元いたところへ戻るような勢いで北進している。
台風が10ターンしたり急激に進路を変えることがある理由は、下記のウェザーニュースの記事でわかりやすく解説されている。
これによると、台風10号の場合は特異な条件もあるけれど、北と南の2つの高気圧に挟まれて、動きが制限されていたというのがある。
また、モンスーントラフといって、大きな低気圧性循環(反時計回りの風の流れ)に影響されていたのもある。
この影響によって、10号は本州(関東?東北?)を直撃するような方向に向かっている。
また震源を迂回した?
上記のマップを拡大して見ていて、気がついたことがある。
紀伊半島のはるか沖あたりで、また地震が起きるところを「迂回」して進んだような節があるのだ。
下記のマップで、南西に進んでいた10号が、8/20 12時頃に真西へと少し進路を変えて、6時間くらい後には元の進路に戻ったような動きをした。
ちょうどその進路を変えたあたりで、5日後の8/25 2:04にM5.9の地震が起きた。
上記マップの黄色の丸印が震源だ。
本当にそうなのかどうか微妙だが、一応書いておく。
今後の予想進路
10号はその後、現時点の予想では下記のデジタル台風のマップにあるような進路を取ると予想されている。
8/30(火)頃に、東北または関東に上陸して本州を横断し、大陸へと抜けると見られている。
また通勤時に大きな影響が出たり、被害が出たりしなければ良いですね。
フィリピン海プレートを…
冒頭のGoogle Earthの全体マップを見ると、なんだかフィリピン海プレートの上をウロウロしているようにも見える。
でも、そんなことはないでしょうね。
それを説明できる方法論があるとは思えないので。
10号が今後北上していく上で、小笠原諸島でこの数日間に起きた地震の震源があって、そこをどう通っていくのか、興味があります。
前述の「迂回」よりも、もっとよくあるパターンとして、台風が過ぎた後で大きな地震が起きることの方が多い。
その点を踏まえて、今後注視していこうと思います。
台風の進路を決める要因は色々あるので、地震だけを考えていてはいけない。
その辺が難しいところです。
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