台風10号、また通過直後に地震～福島県沖M4.3 - 防災三昧 by 地震前兆ラボ - 地震前兆研究家の百瀬直也による地震予知・予測・防災情報

昨日のTOCANA記事の紹介の続編。

台風10号は、さきほど青森県を通過して21時頃に日本海へ抜けた。
台風が福島県沖を通過した直後に、そこで地震が起きた。
昨日トカナで書いたことが、また起きたのか。

今夕に福島県沖で起きた地震は、下記の通り。

発生時刻：2016年8月30日 17時7分頃
震源地：福島県沖
最大震度：震度2
緯度：北緯 37.4度
経度：東経 141.7度
震源：マグニチュード M4.3
深さ：約40km

下記のGoogle Earthのマップに、最新の台風10号の経路データを取り込んでみた。

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これを見ると、今日30日12時頃に、微妙に右の方へ方向を変えている。
福島県沖地震が発生する5時間ほど前だ。

これは、私の持論である「台風は地震が起きる震源を迂回して進む」に合致する例だろうか。
曲がり方が微妙であり、約2時間後に地震が起きた震源のすぐ東20Km程を通過していったので、「台風が通過したあとで地震が起きる」のパターンに分類すべきだろうか。
前者としては、あまり良い例ではないかも。

いずれにしても、台風と地震には関係があることを思わせる例だろう。
今後も、台風シーズンが終わるまで、台風の進路に注目していくことにしたい。